地域社会、広島県新尾道、兵庫五国と神戸郡神戸市に関して

広島県・兵庫県地域、神戸市地域の広域行政を創造しながら散文あるいは韻文するブログ ※外部のサイトで当ブログを宣伝したりすることはありえません

【坂道散策・東京編】東京出張は突然に、君の故郷で眠りたい

 

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写真は東京理科大の金町キャンパス。

 

自営業ではないものの独立した業態の場合、ふいにアクセスが入ることは稀にある。かくいう今回の私がそうだった。そこで、本レポートでは地域から突然東京へと行くことになった場合の過ごし方を綴ります。

期間は三泊四日で、宿泊場所は新幹線停泊駅でもある品川駅前の某ホテル。あっという間のお盆休みを駆け抜けます。

・一日目 品川駅近辺を散策する
おおよそ1時間のフライトで昼頃に羽田空港に到着すると、我々は空港のレストランで食事をとった。羽田空港は、非常にコンパクトに整備された機能的な場所で広々とした施設である。

羽田空港からは、シャトルバスに乗ることを希望していたが、予定を変更して京急で品川まで移動することとなった。京急の梅屋敷あたりから見た品川付近の街々は、同心円状に広がる建築群であり、丁寧に整備された明治の時代の発展形のようだった。この街々を外から見ると一つの城塞のようでもあり、当然ながら都市でもあった。

品川駅につき高輪口から出る。そこでふいに目にした道路に私は感銘を受ける。そこには永遠に近い道がある。私は吸い込まれるようにその道へと向かう気持ちを抑えて、これまた吸い込まれるように小さな路地裏からホテルへと向かう。

何とそこではお盆だからか長蛇の列があった。私はチェックインの為に観念して30分程は並ぶことになった。カードキーを貰うとすぐさま部屋に入り、すぐさま部屋着に着替える。そして2時間ほど仮眠をとる。

起きると気力は回復。30階以上の高層から見る、内部からの品川地域は、私には延々と続く平成の遺物に思えた。しかしながら景色は良い。計算されつくしたかのような建物の配置に、特に上を見るときのビルの角度が良い。未来だ。

未来がここにはあった。

時刻は18時を回り夜の品川を散策することになる。まず初めに品川の水族館へ行き、急ぎ早にペンギンに会いに行く。ペンギンを見終わると次はイルカショーに参加する。イルカをマジマジとみると非常に怖い。非常に気色が悪い。イルカは哺乳類であり知能が高い生物だと認定されているが、ここで舞い上がるイルカは私は訓練された豚に見えた。

水族館を後にすると、ホテルに併設されたフードラウンジへと向かう。そこで私たちは塩の聞いたラーメンを食べる。ただただ旨いの一言であるが、それが何気ない東京での日常なのかと思うと少し私たちは焦燥感を感じた。

連れの人は部屋に戻るやいなやすぐに眠ってしまう。私は一人で歩いて映画館に行き22時からの映画のチケットを買う。ナイトショーなので1100円だ。安い。そして何よりも品川の映画館は颯爽としていて快適であった。

映画を見終わるとコンビニで買い物をしてすぐさま眠りについた。二日目は金町から柴又へ。三日目は日本橋。最終日は大森へと行ったのだがここでは割愛とさせて頂く。

【坂道散策・沖縄編】在日日本人が何も調べずに沖縄へ二泊三日で行ってみた。其の一

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旅行をするときは、大抵はその滞在先の情報を調べますが、今回は、何も下調べをせずに、思うがままに旅行を楽しむことにしました。本レポートでは、一日目と二日目の筆者の行動を振り返りたいと思います。三日目は後ほど…。

 

一日目A 関西の某空港。昼頃

関西地域のとある空港から沖縄へと向かいます。空港では大体は何らかの買い物をしますが、今回はスルー。昼ご飯は時間がないのでうどんを食べる。今日の新聞だけを買って機内では死んだ魚のように過ごす。おやつの時間の前には沖縄に到着。

 

一日目B 那覇空港。おやつ前

沖縄では6月17日にAKB48の総選挙があるそうですが、空港には大きなポスターが貼ってあるだけで特に盛り上がってるような雰囲気も感じませんでした。筆者は美人投票には興味がないが、誰かに投票するとしたら、渡辺さんという王道アイドルに入れます。

 

一日目C 某ホテル。夕食前

那覇空港からはバスに乗ってゆらゆらと2時間くらい?かけてホテルへと向かいました。今回の目的は旅行ですから南国風のホテルを選択。ホテルに着いて部屋に入るとさっそくベッドにダイブ。そしてすぐさまテレビをつけるのでした。

 

一日目D 某ホテル。ルームサービス

沖縄に来て何もしてませんが、移動しただけで5時間強。疲れてしまったので夕食を食べに行くどころか部屋を出る気力すらもない。そこでルームサービスを頼むことにしました。沖縄そばのようなものを食べて満腹になり満足。シャワーを浴びて就寝。

 

 

二日目A 朝。バイキング

朝食はホテルのプランについてるバイキング。7時からオープン。和食か洋食かを選択で今回は洋食にしました。定番のタマゴ系のおかずに、ワッフルやフレンチトーストなどを食べる。いつもの朝食より食が進みました。

 

二日目B サイクリングからのラウンド1

朝食を食べて一息すると、ホテルで自転車を借りてサイクリングへ。利用料金は一日1000円です。適当に自転車で道を進むとなんとラウンド1が…。沖縄の観光地にラウンド1とは意外でした。1000円分ほど音楽ゲームをして再びサイクリング。

 

二日目C 謎の昼食。そして映画鑑賞

サイクリングに疲れたので、ホテルに自転車を返却し、アメリカン村なる場所を目指します。そこでは異世界に来たかのようなアメリカンな情景が。ハンバーガーにコカ・コーラを頼んで外のテラスのような場所で昼食休憩。そして近くの映画館へ。

 

二日目E 某ホテルに戻る。またもやルームサービス。

映画を見終わったら、タクシーで某ホテルに戻ります。15分ほどゆらゆらと乗っていると到着。某ホテルに戻ったらシャワーを浴びて部屋着に着替えてまたもやルームサービスを頼みます。今回は御飯系でがっつり食べました。

 

二日目F 坂道シリーズが出たMステを視聴後に就寝。

 おなかも満腹になり、気分も紅潮してきたのでホテルに備え付けの冷蔵庫からビールを2本開けます。20時になると乃木坂46ミュージックステーションに出演するようなので視聴。スカイダイビングという曲でしたが爽快で気持ちがいい。視聴後は就寝。

 

以上、駆け足ながら二日間を振り返りました。三日目は最終日。

ここでは世界遺産に行ってきたので後にブログをアップする予定です。

【地域ビジネス】地域のルートを用いる場合の集合移動から派生する休養的システム

地域を移動する場合に、あるいは地域を移動することを求める場合に、考えることはなんであろうか。地域とは日本においては魔境であると言っても過言ではない。そこでは入念な準備が欠かせない。特に、事前の下見と交通網のチェックは必須である。集合で、もしくは集団で移動するとなれば、そのリスクは飛躍的に上昇するだろう。

 

本レポートでは、地域を活用する場合の移動リスク、滞在リスクについて、簡単に分析し、地域をナビゲートするものの在り方について俯瞰したい。

 

その前にリスクとは何であるかを考えたい。リスクとは想定されうる最低限度の事案、としても良いが、ここでは過去に起こった前例が、それが発生することが容易に想像できるような状態であり、そのことが実行あるいは実現可能な状況を指してリスクと呼ぶ。例えば、ここは津波地域であるとかそういった類の話はリスクとは認定せずに、あくまで一つの情報として考える。リスクとは、かつての前例が改善されずに放置されているような状況であるから、人の流れが雑然としているような場合はリスクになるだろう。

 

それではまず、移動のリスクについて考えたい。ここで問われるのは移動とは物資の輸送的な意味ではなく、人々の移動とは旅行と同義であるという元来からの自然なテーマである。人々の移動は何よりも快適である必要がある。その要請においては、最短であるとか最安である移動方法である必要はない。移動が適切であるのはその移動手段、移動方法が人々に休養を与えることであろう。

 

次に滞在リスクについて考えたい。滞在は、その場所で最も豪華で質の良い場所に泊まることに越したことはない。むろんこれは予算との相談になるだろう。さらに問題になるのは、目的のイベントなりビジネスを終えた後のスケジュールである。通常であればイベントを終えれば撤収するものであるが、一日余分に時間を取ってでも自由な余暇として過ごしてみるのは面白いのかもしれないし、気分も安らぐことが多い。時間に追われない生活、時間が存在しないような生活こそが最適なのだ。

 

以上、非常に簡単ながら移動リスクと滞在リスクについて分析してきた。最後には地域をナビゲートするものの在り方について俯瞰しよう。

 

地域とは魔境である。いうなれば何が起こるかは分からない。だからこそ飛び込んでみる価値はあるのだろうが、だからこそ準備は必要になる。地域では何に追加資金が必要になるか不明確だし、何が地域の人々の琴線に触れるかも不明確だ。そもそもそこに住んでる人ですら分からないような数百年前の郷土史などで埋もれている。そこで、使途が明確な予算の2倍~5倍程度の保証、保証とはマネーや環境整備コストなど様々あるが、主にマネーを用意していくことが肝要である。

地域をナビゲートするものとしては、地域の歴史を簡単に調べてから郷土と風土を感じられるように工夫したいところだろう。

 

ご意見・ご感想は以下まで

liocrv00@docomo.ne.jp  兵庫五国を起点とする広域地域推進の会

【坂道46小説第5話】あの世界で再び会えるなら、夏の景色を見た

第5話 君が眠っている間にも、君の本を読んでいる

 

―寛政30年。東京都特別行政区、国家連合局

 

そこでは、国家なるものが、代々から積み重なる積み木のような、迸る汗の臭いがするあの夏の思い出のような、我々、魔導関係者には想像もつかない琴線の生活シーンがあり、凡百の有象無象が、夢の続きを見ていた。

 

今を生きる、今を生きろ、そして今を楽しめ―

 

そういった意味の石碑の文言が、仰々しいまでに絢爛な、そして神々しいほどの滝の流れとともに、そしてそして、さらにさらに、過去の列聖と共に手厚く備えられていた。

 

我々が歴史の基準点としている国家への信頼を、その国家自身に求めるのであれば、東京都特別行政区に行けば良い。琴音はかつての所属研究機関で、司法修習予備試験のインターンシップを受ける前に上司のサユリ・マツシタにそう言われていた。

 

今では、そのサユリ・マツシタは日本国国家連合会の評議員並びに主席総務官、つまりかつての日本国で言えば、内閣総理大臣と官僚のトップのようなものになっていた。

 

今を変える、過去には戻らない、未来を掴もう―

 

サユリ・マツシタの政治スローガンである。彼女は日本国で史上初の女性の主席代表として、各地を転々としていた。

 

ところで、私設秘書官のウエムラは兼ねてからサユリには懸念を抱いている。社会のマネーとも呼ぶべき、社会の原動力、国家のインセンティブとなる総量が、マツシタ行財政運営に変わってから緩やかな下落を見せているからだ。

 

総理…

 

かつての名残でウエムラはサユリ・マツシタにそう話しかける。

 

総理…一言申し上げます。このままでは日本国は単刀直入に申し上げまして、崩壊します。日本国は先々の未来を予測して、懸念される材料があると徹底的に自虐と情報公開の道に進み、外部の専門家に頼る伝統があります。こうした伝統については、日本国の自由主義の憲政史の失敗、そしてその失敗の本質をいま一度ご確認して頂く必要がありますが、兎にも角にも日本国とは誰かに頼るばかりで自分から動こうとするときには、そのあまりにも強大な未来への希望により、誰もが思い思いに動くことはできない強固な社会主義全体主義の資本国、資源地域であるのです。そのことは総理も皇立魔法学校で多少なりとも勉強なされたとは思いますが…。

 

サユリ・マツシタは瞑想しながら静かに秘書官の口上を聞き入れていた。そしてようやく発した一言は当時としては話題になったが、現在では記録にない。後に華族や貴族のみならず、皇族、そして家族制度をも崩壊させた、あの城塞都市構想にもつながった思想体系だとされるが真相については多くの研究者の興味にない。

 

文化2年。7月。とある地域の中央広場。

 

琴音は地域の祀りの主導として、完全ではないものの、上々の運営を見せていた。長老と呼ばれる夫婦たちは別の用事があるらしく1か月ほど前に東京特別行政区へと転籍となっていた。

 

あと2か月ほどの運営だ。気を引き締めよう。思えば、5月の苦行は振り返るべきではないな。忘却、忘却っと…。

 

夜になると琴音は地域の図書館で、日本国の歴史を調べるのが最近の日課だ。その表情はどこか寂しそうでもあった。

 

7・27のマイノート条約会議を経てサユリ・マツシタ主席着任。魔法を用いる女性から初めての評議員と主席総務官の任命が認められたと記録されている。

 

あの頃から、魔法は存在していたのか…

 

何らかの意識と意思が介在するように、琴音は自然と呼応していた。

 

ところで、あなた、ここがあのマイノート条約会議から2年後の未来で、物理的距離としては1000キロも離れてはいない地域だって知ってます?

 

はっとして振り返り、ブックの交換を済ませて所属とネームを確認すると、そこには司書教官でサカザキ・シホとある。

 

あ、アンドロイド型ヒューマンか…

 

思わず声に出して内心を漏らしてしまった琴音のもとへ協会から新たな伝令が来る。

 

琴音君の功績を認証して、魔導省の地域推進化会議に招待するので、獲得予算の半分以上を離税せよ。

 

認証のある正式なメッセージが琴音のスマート携帯に届いたのはこれが二度目となった。

 

続く

【坂道46小説第4話】あの世界で再び会えるなら、夏の景色を見た

第4話 ダブルターンエンド

 

確認を怠るなよ

 

こんなことは誰でも言えることだ。だが適切な時に適切な場所で使用できるかとなれば立場や状況による。

 

確認を怠るなよ

 

それはミリアが修習生時代に知り合って落第した名前も顔もおぼろげにしか思い出せないあの子の口癖だった。

 

いまは何をしているのだろう?だから、確認を怠るなよ?怠るなよ…。君が君であるのは、私が私であるのは、私が確認したからなのだろうか、たまには君の声が聞きたいものだ。

 

マイBとでも呼ぶべき物体は依然として魔導省の中枢で不気味に微笑んでいる。ミリアはようやく合点が行った。

 

「おい、そこのアンドロイド!両方だ!即自的にお前らの論理構成を確認する。繰り返しなさい」

 

「関与すべきでない事柄に継続的に調整の有無を確認しなければならない場合、そのことが有効性と実効性を持たせえるのは、私であるか、汝であるか」

 

マイAもBもしどろもどろになり答えられない。ミリアはさらに納得した。

 

「やはりな、マイBとでも呼ぶべきスクラップ君よ、君にはその資格がないんだ。資格が。認識論理コードを与えられていないね…」

 

マイBは観念したかのような表情を見せる。そこへ法務省の今泉政務官がやってくる。

 

「ほっ、ほっ、ほっ、確認を怠るなよ(笑)とはこういうことですな」

 

「今泉さん!」

 

ミリアは鋭い眼光で今泉を睨みつける。

 

「どういうことか説明を要求します」

 

矢継ぎ早にミリアは今泉を詰問する。

 

「いや実はね、この検体は…いや、この方は実は精神観応術式を用いるAIデータベースチームの魔導士なんだ」

 

…なんだって???

 

思わずミリアは内心から思考してしまう。

 

「姿かたち、それに認識的挙動が同じでもヒューマンではなく魔導士と呼べる個体が存在するのか…。いや、そもそもそれは…」

 

「要するに人種人権法を順守しましょうってことですよ。ミリアさん、あなたも魔導省所属でも法務官の端くれなんですよ」

 

今泉がそう述べ終わると、ミリアはうなだれるようにもといた部屋へと戻っていった。

 

そういえば、協会からの依頼で魔導省の嘱託スタッフを××区域〇〇地域に派遣するんだった。今回は魔法士で司法官補のレナ・ザキヤマを派遣することにしよう。今度の祀りでは裁定が必要になるだろうからな…

 

 

―おーい、おーい、琴音ちゃーん。

 

 

元気いっぱいに地域では長老と呼ばれるご夫婦が琴音ちゃんを呼んでいる。

 

「今度の祀りの主導は協会さんからの話だと琴音ちゃんにお願いするって聞いたよ。ここはどうか一つよろしく頼みますよ」

 

琴音にとっては初めての祀りの主導だ。いつもの何も変わらないかのような生活から何かが変わりそうな予感がしていた。

 

「あああああ、って言いたくなりますね」

 

琴音は長老夫婦にそう告げると、嬉しそうに空を見つめていた。

 

夏の祀りはもうすでに始まったばかりであった。

【坂道46小説第3話】あの世界で再び会えるなら、夏の景色を見た

第三話 法の彼方にあるものは

 

落ち着いて、いま起きたことの顛末を話そう。そうだ、あれは…私がまだ魔導省の前進となる司法行政監査室で研修を受けていた時のことだ。

 

私の上司であるベリエル・リサはいつも私に司法と行政の関わり、そしてそれが魔法的思考力につながることを教えてくれたっけね。

 

彼女は一筋縄ではいかない性格だ。どこから来たのか、そしてどこへ向かっているのかもわからない。例えチームの誰が犠牲になろうとも国家にとって最善とは契約関係の維持と運用なのだと常日頃から力説していた。今でも夏になるとリサ先輩の言葉を思い出す。

 

―「魔法というものは手品などではない。季節なんだ。時期がくればやってくる、そのお迎えを短縮していくのが我々、魔法を用いる者の腕の見せ所だ」

 

つまるところ魔法とは人々のためではなく秩序の維持の為にあるのですね?」

 

「ミリア!姿勢を正せ。我々行政官なり司法官が秩序などと、口出せる立場にない。秩序とは形式にすぎない。あるべきものもないものも魔の世界ではそもそもにおいて何もない。ルールも秩序もないところから自然を生み出す、それが魔法だとあの宗教論争、戦争で学ばなかったのか」

 

ミリアは常日頃、正義というものへの自負が強かった。しかし先輩の厳しい法の運用への姿勢から正義を気取ることは誰のためにもならないことに気が付いたのだ。

 

誰の為に誰があるのか、その事物が史実であるなら歴史には死人しかいない

魔法の世界でのもっとも基礎的なコメンタールである。

 

「歴史には死人しかいない…か」

 

ミリアはいつもこの言葉を胸に刻みながら職務についていた。

 

―文化二年。5月。とある地域への入り口前広場

 

琴音は協会の連絡人から三冊の本とイベント手続きマニュアルを受け取っていた。

汝をよく知る為の指南書、それに…〇△×〇…難しくて言語がまだわからないようであった。地域の人々は、祀り以外には何を楽しみに生きているのか数年住み続けた琴音の結論めいたものは、夜の会食の楽しみにあるのだと気が付いた。

 

御飯がおいしければ、そして安心して眠れて、良い朝がまた来れば清々しい。

 

またもや、琴音はそう強く自分に言い聞かせていた。

 

夏の訪れはもうすぐだというのに、自分の気持ちの高まりはどこか嵐の前に静けさにも似ているし、鳴りやまない鐘の音にも似ているような気さえしていた。

 

私が私でいられるのは、あの夏がまた繰り返しているのは、時間という概念が…

 

琴音はそこで思考をストップさせる。うまく論理を展開できないのだ…。そして気が付くと、ふと広場の時計を見上げるともうすでに15時を回っていた。

 

大変だ、長老、、じゃなかった。先生の家に呼ばれているんだった…。

 

琴音は大事な用事を思い出すと、連絡人から受け取った本とマニュアルを鞄に詰め込んで急いで坂道を下り始めたのだった。

 

時を同じくして―

 

わずか20歳にして魔導省次席広報官に上り詰めたミリアとその後輩で秘書のマイ・サカモトが部屋で口論している。ここではマイAと呼ぶ物体にミリアが厳しい口調で質問をしている。

 

「マイ、あのアンドロイドは何だ?お前と同じ顔をしているがお前はあんな自然にはしゃべれない。あんな恍惚とした、恋をしたかのような表情がお前にできるか?」

 

マイは何も答えない。いつものようにロボットのようにうつむいたままだ。

 

「マイ、私に隠し事はなしだと言ったろ?お前のマスターは私しかいないんだぞ!」

 

そこでマイBとも呼ぶべき物体が話しかけてくる。

 

「ミリア様、申し訳ありません。緊急事態情案が発動され、このマイ・サカモトと同じタイプのクローンヒューマンの編成が法務省主導で決定されました。今回の案件は法務省の手続きにおいての管轄とのお達しです」

 

「運用がどうって話は昔から先輩から聞いてる。行政官や司法官が正義を語れないのもわかる。しかし、マイにクローンが発動することに関してはこちらとしては知らされていない越権行為だ!!」

 

「ミリア、今回の件は緊急条項なの。緊急時は法務省の管轄ですべてが動くと魔法も組成してあるはずよ。実力部隊は法務省が握っているわ。そのことは理解できる?」

 

マイに似た物体たるマイBは魔導省の中枢で不敵に微笑むばかりだった。続く

本ブログ筆者の自己紹介

現在は関西地域を転々とする筆者の自己紹介をします。

 

筆者の職業は代理業がメインで主に大阪、京都、名古屋、兵庫県広島県あたりの中国、そして四国を主戦場としています。仕事はあってないようなもので無職に近いです。その為、一市民として学問の再履修を試みています。

 

 年齢は2017年時点で30代。男。顔はノンノモデルの坂口健太郎さんに少し似ていると言われたことがあるがよくわからないし基本的にシルエットがダサいです。フツメン以下のフツメンだと思われます。身長は172センチ。肌の色は日本人なので黄色です。夏はやや日焼けして茶色くなります(笑)。生まれは東京都の特別行政区のいずれかで、詰め込み世代の最後の段階の後期昭和生まれになります。就職氷河期の世代とはやや年齢差があり、我々の世代の就職は比較的売り手市場でした。

 我々の世代の親は団塊の世代やそのジュニアとも一線を画します。また、ゆとり世代とは、ほとんど関係はないです。高校までは何の面白みもない死んだ魚のようなつまらない人生を歩みました。大学で転機が訪れるわけもなく浪人して関東のいずれかの私立大学の経済系学部に入学しました。そこでは2年次まではひたすら怠惰な猫のような学生生活だったのですが、ある夏に図書館でたまたま読んだモーリス・ドップ著作の厚生経済学社会主義経済学に感銘を受けて勉学に励むようになりました。

 この本では延々と厚生経済学についての議論と、その常識的な批判がなされています。経済学徒のメジャーな部分では有名かどうかは分かりませんが経済の外部性に税金をかけるというアイディアを得られるようなところで非常に有用になるかと思います。こうした出会いから筆者はその大学の経済学系の学部で首席、つまり総代を得ることとなり今でも誇らしく思っています。ただし就職には役立ちませんでしたし、特に真面目に就職するつもりも院に進学するつもりもありませんでした。

 

その後はまた転落の人生。3年間の社会での実務経験はありますが派遣企業レベルですし正社員と呼べるような仕事ぶりではありません。会社をやめた後は失意のうちに精神的にも身体的に体調を崩し自暴自棄の荒んだ生活を3年ほど続けました。

 そして社会に復帰しようとして1~2年経ち、ようやく頑張ろうと思った矢先に30歳の大台に突入です。20歳から30歳への変化は皆さんが経験なされているかと思いますが若さを捨てたかのような苦しみは確かにあります。

 しかしながら、よく考えてみると40歳、50歳でバリバリに働いている社会人はごまんといます。私の目標としては40歳までに出版可能なレベルの修士号取得、45歳までに博士号の取得です。学歴社会こそ自分のアイデンティティだと思い返すようになったわけです。付随して様々な資格取得に励みます。いまのねらい目はまずは保育士と司書です苦笑。

 

さて、それらの学歴や資格が何のためにあるのか?一つは自分の自己満足です。二つは安定した収入を得るためです。そして三つめは地域社会の発展です。現代の日本のひずみに不満を持ち日本地域の行く末を真剣に考えてみて、公共的な精神と自律的な経済システムの調和により日本社会をより住みやすい環境に作り替える小さな小さな一助、あるいは礎となれば良いという思いで、今は地域を散策、調査しています。

 

ここまで長々と語りましたが、

ゆくゆくはNPO法人などを設立し、社会に還元されうる人、情報、モノ、環境の流れを作りたいと願っています。

 

人生とは芸術をさらに超えた未来への希望だ。

 

 ―坂道46から地域社会を考えるブログの筆者 X